フリースタイルリブレでダイエット

非糖尿病人が時々血糖値を測りながら、健康的な食事法(ダイエット)を目指します。

【生活クラブ】食品添加物や遺伝子組み換え食品を避ける選択

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今から約17年前、長男の離乳食が始まった時に、お友達から誘われて加入したのが「エスコープ大阪」でした。食品添加物や遺伝子組み換えを避ける食品を扱い、飼料の質や減農薬・無農薬栽培等にこだわる畜産者・農家から食材を調達する、独自基準を設けている生活クラブ連合会に加入している生協の商品を利用しています。

 

毎日食べる卵は生活クラブ系の生協を利用

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夫・長男・私の3人は、職場と学校に毎日お弁当を持参しています。お弁当と言えば、卵焼きとウインナー(笑)これがないとおかずのスペースが埋まらないんですよね💦

それもあり、卵とウインナーは生活クラブ連合会に加入している「エスコープ大阪」を利用して購入しています。

生協にはこちらのエスコープ大阪の様な、安全基準が高い生協と、その他のスーパーで並ぶ様な普通の市販の商品を扱う生協があります。

私はその両方の生協に加入しています。

生活クラブでは独自の安全基準を設け、その基準をクリアする契約業者の商品しか取り扱っていません。

その安全基準の主となるものは、減農薬・無農薬、遺伝子組み換えでない(Non-GMO)原材料を使っているもの、食品添加物不使用、等です。

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私たちが日常生活を送る際、卵は特に使用頻度の高い商品です。我が家ではほぼ毎日食べています。(糖質制限時代には、今よりもかなりの量を食べていたことも💦)

スーパーなどで売られる市販の卵は、1パック200円くらいでしょうか?最近はドラッグストアやコンビニでも卵が売られるようになりました。

特売の卵などは1パック100円程度で売られているのを見ることもあります。

しかし、市販の卵パックに書かれているのは「採卵日」ではなく「賞味期限」が書かれていることが多いと思います。

実は卵パックに「採卵日」を書かなくてはいけないという決まりはありません。しかしエスコープ大阪で扱う卵にはきちんと「採卵日」が書かれています。そこから約2週間の賞味期限を設けています。

スーパーの卵に書かれている「賞味期限」は、温度管理して保管していた卵をパックに詰めた日から計算されています。これ、実は独自で決めることが出来るのです。

なので「パック詰めされた日から決めた賞味期限」から、いつ採卵された卵なのかを私たち一般の消費者は知ることが出来ません。

このことから、卵の特売はストック過剰になったものを一斉に処分してしまいたいから行われるのではないか?と推測されます。

卵は鶏が毎日産むものであり、ストック余剰が出てきたから明日は産まなくていいよ!という訳にはいかないのです💦

ストックを処分するとなると、当然古いものから出荷することになりますよね…。どのくらいの期間ストックしているのかは不明ですが、生で食べる事も多い食品ですから、出来るだけ鮮度は新しいものを買いたいと思っています。

その点、生活クラブ系の生協では、契約している卵生産者から購入していますので、パックにはきちんと「採卵日」が書かれています。

独自の安全基準を持つ生協を利用することで、私たちは新鮮な卵をあちこち探さずとも、確実に毎週手に入れることが出来ます。

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その契約生産者さんが卵パックに入れているラベルがこちらです。

卵を産む親鶏は国産の鶏で、4世代前まで純国産と確認出来ている鶏を飼育し、その鶏のエサには遺伝子組み換えをしていない国産の飼料を与えている、とあります。

せっかく手に入れた卵が新しくても、遺伝子組み換えをした餌を食べていれば、間接的に私たちも遺伝子組み換え食品を食べることになります。飼料にもこだわる生協だからこそ、私たちはそれを避けることが出来るのです。

採卵日と親鶏と飼料にこだわった生協の卵は、1パック270円。

市販の卵より1パック当たり約70円ほど高いですが、このこだわりの品質維持を思えば、かなり抑えられた値段ではないかと思います。

これは卵生産者さんの努力であると考えます。

また生協では、血卵があったり、配送時の割れなどがあった場合は、連絡すれば破損分を返金してもらえます。これらを思うと270円は決して高くないなと思っています。

ウインナーは肉も皮にもこだわりの品質

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生活クラブ系生協であるエスコープ大阪では、2カ所の生産者さんからウインナーを買うことが出来ます。亜硝酸塩を使わない「無塩せき」で作られた豚肉100%のウインナーです。

私は定期登録が可能なウインナークラブさんのウインナーを購入しています。住まいの地域によって、定期登録で買える生産者のものがどこのものになるかが多少違ってきます。

ウインナーは原材料が豚肉100%であることや、食品添加物を使用しないというだけでなく、詰める皮(ケーシング)についても食品添加物を使用していないものを使っています。

市販のウインナーがなぜ生活クラブのものより安いのか。それは中身に豚肉以外の肉や脂やつなぎを混ぜていたり、日持ちさせて廃棄が極力出ないように食品添加物を使用していることや、詰める作業がしやすいように(効率よく大量生産するために)皮にも食品添加物を使用しているからだと思われます。

家族のお弁当に毎日入れるウインナーですから、ウインナーについても、使用頻度の高いものは安全なものを食べたい、と考えています。

牛乳やヨーグルトも安全な飼料を食べている牛から


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牛乳も卵同様、安全な飼料を食べている乳牛から搾乳している牛乳です。牛乳の持つおいしさや栄養を損なわないよう、72度15秒間のパスチャライズド殺菌を採用。加熱することにより起こる品質の劣化を防いでいます。

また、リターナブル瓶を使用することで、パックの臭いが付くことも防いでいます。省ゴミ対策も生活クラブ系生協の取り組みのひとつです。

子どもたちは生協の牛乳を「学校の給食の牛乳より濃くて美味しい」と言っています。

パスチャライズド牛乳は脂肪分だけを除去した低脂肪牛乳もあります。

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ドリンクヨーグルトもパスチャライズド牛乳に砂糖を加えただけのシンプルなもの。

市販のヨーグルトドリンクは加工乳を使ったり、甘味料を使ったりしているものが多くあります。しかし生活クラブ系生協の製品は、生乳と砂糖だけで作られている、安全な飲むヨーグルトです。

調味料にも安全性にこだわりを持ったもの

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生活クラブ系生協では、調味料にもこだわりを持っています。お砂糖は未精製のもの。そのため、ビタミンもミネラルも除去されていない、茶色いお砂糖です。

スーパーで売られている市販の「三温糖」の色が茶色いのは、精製した上白糖をカラメル色素で着色している場合があります。

一度精製してしまっているので、本来砂糖の持つビタミンやミネラルは損なわれてしまっていると考えます。

生活習慣病予防の観点から、砂糖をやたらとたくさん使うことは出来るだけ避けていますが、せっかく含まれているビタミンやミネラルを捨てているのはもったいない、と考えています。

ビタミンやミネラルはサプリメントなどから摂るのではなく、食べ物から出来るだけ摂りたいと考えているので、砂糖は未精製のものを選びたいと思っています。

国産100%なたね油は、遺伝子組み換えをしていない国産の菜種を、薬剤を使わずに圧搾して作っています。

安全な原材料を仕入れ、手間をかけて搾り作りますから、どうしてもコスト的に高くなってしまうのです。

スーパーなどに並ぶ特売の「サラダ油」は、本当に安い。ミネラルウォーターより安く売られている時があり、びっくりします(笑)

サラダ油が安く生産できる理由として考えられるのは、遺伝子組み換えされた原材料を使い、薬剤を使って効率よく大量に生産できるから、ということです。

脂質は私達の身体を作る大切な栄養素のひとつです。

生活習慣病予防の観点から、脂質もたくさん摂取することは避けてはいますが、少量しか使わない様にしている油だからこそ、少し高くても安全な油を使いたいと考えます。

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塩は2種類を使い分けています。真塩に比べると、海水塩の方が少し高めです。同じ製法で作られていますが、海水塩の方は全て国内生産されたものになっています。

料理そのものの味付けには、国内製造の天日塩を使ったものである海水塩を使います。真塩は一部海外産も含まれますので、塩を使った野菜の板摺りや後で塩出しするような、下ごしらえの調理には、真塩を使っています。

精製されていない塩には、先に紹介した砂糖同様、塩がもつ本来のミネラルがたくさん含まれています。


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お醤油とだし醤油(万能つゆ)もエスコープ大阪で購入しています。

醤油は遺伝子組み換えをしていない大豆を使用し、薬剤を使用せず、丸大豆から発酵させて作られています。

万能つゆは市販品によく使われている「調味料(アミノ酸等)」や「たんぱく加水分解物」不使用です。

醤油は炒め物や煮物でも使う頻度が高いですし、加熱せずに使うことも多い調味料です。

やはり生鮮食品同様、調味料でも使用頻度が高いものは、出来るだけ安全なものを買いたいと考えています。

 

鶏の内臓や骨からとるスープも安全な飼料を食べているものを

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鶏のレバーと鶏がらスープの素もエスコープ大阪で購入しています。内臓は血液を含む臓器であり、特に肝臓は胃や腸などから吸収した栄養分を貯蔵していますので、出来れば卵を採卵する鶏同様、飼料にこだわった安全な鶏のレバーを食べたいと考えています。

鶏レバーは、出来るだけ市販品のお惣菜などの煮物は買わずに、自分で煮るようにすれば、砂糖の量も調節が出来ます。

また、鶏レバーは塩ゆでして冷蔵ストックしておくと、食べる直前に味付けしてあっさり食べることが出来ます。

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とりがらスープの原材料は国産鶏の骨と少量の塩のみで作られています。

鶏の骨を何時間も煮出しているものですから、これもやはり安全な鶏であることに越したことはありません。

とりがらスープは、野菜や肉などを加えてそのままスープとして飲む以外にも、卵液を混ぜて、即席茶わん蒸しとして食べても美味しいです。味噌汁の出汁に使うと、コクのある味噌汁になります。

毎日のお弁当用の冷凍食品にもこだわりを

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お弁当のおかずも毎日手作りおかずのみとなると大変ですが、冷凍食品の取り扱いもあるので、大変助かっています。遺伝子組み換えをしていない、国産材料を使ったお弁当用のサイズでつくられたおかずを買っています。

長男が小さい頃はあまり取り扱いがなかったカテゴリでしたが、今はたくさんの企業が参入し、取り扱い数がホントに増えました。

平日フルタイムで働いていると、なかなかお弁当のおかずの仕込みまでに手が回らない事も(涙)そんな時、冷凍食品は強い味方になってくれています。

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チキンレバーハンバーグは毎回取り扱いの時には、必ず購入しています。自分でレバー料理が作れていない(つくりおき等)際のお助けアイテムです。

レバー特有の臭みなどが全然ないので、子どもたちも喜んで食べてくれます。

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詳しい原材料表示がこちら。遺伝子組み換えをしていない材料から作られています。

主となる材料だけでなく、調味料も何を使っているかを細かく表示していますので、アレルギー対策にもいいかな?と思います。

一般の加工食品では食品添加物をまとめて表示する「一括表示」が多いですから(○○調味料や○○剤など、複数の食品添加物をまとめて1つにして書いても良いことになっています)アレルギーをお持ちの方が家族にいる場合は特に、細かく書かれていると安心できると思います。

菓子やパンの原材料も無添加にこだわります

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子どもの友達が来た時などに出す用のおやつとして、時々購入しているのが素精糖を使用したカステラです。ひと切れ当たり、70円くらいかな。そんなに高いものではありません。

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こちらのカステラは、卵・砂糖・小麦粉・米飴・蜂蜜と、本当にシンプルな材料だけで作られているのに、とても美味しいです。合成保存料や人工甘味料、香料などを使用していないお菓子です。

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食パンもスーパーで市販されているものに比べて、食品添加物が使われていないものです。植物性油脂類(マーガリン、パーム油等)ではなく、ちゃんと発酵バターを使用して作られています。

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食パンも国産小麦粉・砂糖・バターを使用し、イーストを使っていないものを購入しています。

市販の食パンは開封時に独特の酸味の様な臭いがしますが、生活クラブ系生協の食パンには、独特の臭いはなく、小麦とバターの香りがします。

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アルミフリーのベーキングパウダーを使用した、生活クラブのホットケーキミックスです。ホットケーキミックスには、全粒粉タイプもあります。

超加工品ともいわれる市販の生菓子にはたくさんの食品添加物や人工甘味料などが使われています。

しかし、おやつを自分で作るれば、食品添加物を最低限にすることが出来ます。そんなときに大活躍してくれるのが、ホットケーキミックスです。ホットケーキミックスは、あらかじめ、牛乳と卵だけ足せば美味しく出来るように作られていますから、失敗なく作れて、味にもアレンジもしやすい、本当に便利な製品です。

ホットケーキでそのまま食べるだけでなく、ココアパウダーを入れてみたり、レーズンを入れて炊飯器ケーキを作ったり、出来上がったホットケーキに餡を挟んでどら焼きにしたりと、ひと手間かければ飽きずに食べられます。

値段は少し高いが家計のやりくりでカバーできる

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安全基準の高い生協を利用すると、やはり食費はどうしても高くなります。しかしそれは、それまで値段の安さを優先した安全でない食べ物を買っていたからということですので、仕方がないことだと考えています。

本当なら肉も魚も野菜も全部、安全基準の高い生協を利用したい。しかし、我が家の家計では、買いたい全部の商品を生協で購入することが出来ません(涙)

食費も大事ですが、家族で暮らしていると子どもたちの教育費を始め、健康に関する医療費や衛生費など、どうしても削れない部分もあるからです。

そのため、主に利用頻度の高い商品だけでも生協で購入するようにし(卵・ウインナー・牛乳・お弁当用冷凍食品・調味料)、その他は出来るだけ安全に近い食品をスーパー等で探して購入しています。

食費で予算オーバーとなる月には、外食の回数を減らしたり、気候の良い季節の休日レジャーでは、お弁当を持参して遊びに行くようにしています。平日は出来るだけお弁当を作るようにして、昼食代のコストも家族で抑えるようにしています。

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休日に家族4人で外食に行くと、最低でも4000円くらい(ファストフード的なものでも、1人分1000円程度)かかることになりますが、4000円あれば、1か月分の調味料費用くらいにはなります。

お砂糖や塩や醤油、なたね油やだし醤油、とりがらスープを買い、さらに予算に余裕があれば、かつお出汁パックなどを買うことが出来ます。

1回の外食を我慢し、その分家族で餃子を作って食べたり、いろいろ冷蔵庫の残り物を具材にしてお好み焼きを焼いて食べたりしています。

うちにはまだ小学生がいますので、レジャーの一環として自分で作って食べる事の大切さも、楽しんでくれたらなと思っています。

また、外食の回数を減らすことで、遺伝子組み換えの疑いがある外国食材を食べる頻度を減らすことが出来ますし、半調理品などを長期保管する際に使われる保存料などの食品添加物の摂取量を減らすことも出来ると思います。

私の暮らす地域では、エスコープ大阪以外にも独自に安全基準を設けた商品を取り扱う生協が複数あります。私は今の生協に決めるまでに3軒の安全基準の高い生協にそれぞれ加入してみて、最終的に今の生協に決めました。

●欲しいものが欲しい頻度で購入できるかどうか

●取り扱い商品数

●個別配送の手数料

など、これらも選定の条件として決めました。もしご検討される方の参考になりましたら幸いです。